『ライザのアトリエ2』の紹介と感想。魅力のあるヒロイン、前作より進化した戦闘も楽しい錬金RPG!
まず前提として、主人公のライザは可愛い。
でも、それ以上に面白いRPGなんだ…。
2020年12月3日にコーエーテクモより発売されました、
『ライザのアトリエ2』の紹介と感想です。
私はNintendoSwitch版でプレイしてクリアしました!
前作の、ライザのアトリエ1もプレイ済です。
正直、めっちゃ面白かったです!!!!
※この記事には、ストーリーのネタバレ感想が一部ありますが、
クリックしないと見れないように折りたたんであります。
- 『ライザのアトリエ2』について。人気の錬金RPGの続編!!
- 今作のゲーム内容について。爽快感のある戦闘、探索パート、魅力のあるキャラ&キャライベント、など
- 個人的にストーリーで好きだった部分。(ラストのネタバレあり。折りたたんでます)
- 微妙だった部分
- 最後に
『ライザのアトリエ2』について。人気の錬金RPGの続編!!
『ライザのアトリエ2』は、クーケン島という島にある小さな田舎の村で育ったライザが、 様々な人達と出会い、錬金術に目覚めて、島で起こった事件を解決した、その前作のお話から3年後のストーリーです。今作では王都アスラ・アム・バートという大きな都会の街に舞台が移り、その街でまた仲間たちと再会するところから始まります。
とある謎を解明するために、いくつもの遺跡を巡るライザ。
そして冒険の中で謎の生き物、フィーと出会って…
ストーリーはさらに進んでいきます。
この、『~のアトリエ』シリーズって、結構有名なのですが、
もうかなりの長寿シリーズになります。
普通のRPGのようにストーリーがありつつも「錬金術」でアイテムや装備を作るのがメインというのが特徴ですね。
ちなみに私は、PS Vitaでの移植版からシリーズをプレイしてまして、
それ以降のリリースのものは抜けもあるものの、大体遊んでいます。
アーランドシリーズや、黄昏シリーズとかですね。
『ライザのアトリエ2』は前作から主人公のライザが続投しており、
ストーリーもまんま続きものです。
音楽も、前作に引き続き、
浅野隼人さんが大部分を担当されています。
爽やかでPOPな感じで最高に素敵です!!
今作のゲーム内容について。爽快感のある戦闘、探索パート、魅力のあるキャラ&キャライベント、など
爽快感のある戦闘!スキルをガンガン使って攻めるのが楽しい
戦闘はアクティブゲージ制。(FFみたいなアレ)
自分の操作キャラ以外は自動で行動し、スキルを使ってくれます。
通常攻撃でコンボを決めていくと、AP(行動ポイントのようなもの)が貯まって、それを使ってスキルを使うことが出来るようになります。
基本的に戦闘はリアルタイムなので、スキル撃つか?アイテムで攻撃するか?もしくは操作キャラを別キャラに切り替えるか?など、色々考えつつスピーディーにこなしていくので、結構緊張感がありますね!前作から好きな部分です。
前作は「タクティクスレベル」というレベルをAPを使用して上げていく必要がありました。(上げると、通常攻撃の回数が増えたり、スキルがパワーアップするなどの利点があります)
今作『ライザのアトリエ2』では、スキルを使用するだけで自動的にタクティクスレベルが上がっていくようになりました!
この変更点は嬉しかったです。気にせずガンガン攻めていくことが出来ます!
ワクワクする遺跡探索パート
ライザたちはいくつもの遺跡を探索していくことになります。
遺跡には謎がたくさんあり、情報を集めて推理をしてそれらの謎を解き明かしていきます。推理といってもダンジョンにある情報を集めれば簡単に解けます。
でも、徐々に徐々に遺跡の謎が判明していく感覚はワクワクしましたね~。
前作では無かった要素ですが、ただのダンジョン探索に意味がしっかり生まれてて、私はすごい好きでした。まるで気分はトレジャーハンター。
フィールドマップのギミックも増えていて、
今作は泳いだり、潜ったりも出来るんですよね。
湖に潜って探索して、洞窟を抜けると…なんとそこには神秘的な古代遺跡が…!!
なんてことも。
特に不満もなく分かりやすかった錬金システム
拾った素材や、倒した魔物から入手した素材でアイテムを作る、シリーズおなじみの錬金システムですが、今作は私は特に不満もなかったです。
ストーリーや探索を進めて新しいエリアに行って新しい素材を見つけて、
その素材を使って強いアイテムや装備を作って…
じゃあ試しに強い魔物と戦おう!って感じで、
作ったものの成果を見るのが本当に楽しい!
これはシリーズ共通ですね。
店売りの装備じゃなくて、自らが錬金で作った装備&アイテムが確実に強いRPG。
お店屋さんは涙目。
今作はアイテム同士を掛け合わせて新たなアイテムを調合する「エボルブリンク」の追加など、前作より追加された要素もありましたね。
キャラの魅力。キャライベントが豊富!!シリーズ名物、イベントラッシュ
プレイアブルキャラを含めNPCに至るまで、キャラごとのサブイベントが豊富です。
いくつかイベントを見たら、また次のイベントがごっそり追加されていて、
…ええ!?まだこんなにあるの!?
となりました。
まぁ、実はこれは割とアトリエシリーズだと恒例なんですよね~。キャライベントのラッシュ。
前作『ライザのアトリエ1』はキャラのサブイベントは少なめだったんです。なので、ここも今作は嬉しかったですね。
前作はその分、メインストーリーに重きをおいて丁寧に展開していたと思います。
パティが好き
主人公のライザはもちろん可愛いし、元気いっぱいで好きですが…
個人的にイチオシなのは、パティことパトリツィア・アーベルハイム。
貴族のお嬢様で華奢で可憐な見た目だけれど、元騎士である父譲りの剣技を使うキャラ。
可愛いキャラなんですが…身の丈ほどの大剣を振るって戦うモーションがカッコいい!!!!
…良いですよね、少女が無骨な剣を使ってるの…
パティに関しては、
ほぼ全てのスキルのモーションのスクショを撮った気がします…
操作していてもすっごい楽しかった!
フェイタルドライブという各キャラごとの奥義みたいな大技もあるんですが、
パティはフェイタルドライブも半端ないカッコ良さでした…
るろ剣の天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)を思い出しましたね…例えが古いかな…
前作でもプレイアブルキャラだった、ライザの幼馴染のタオくん。
今作では、このタオくんがパティの家庭教師をしているのですが、
生徒であるパティが先生のタオくんに対してほのかな恋心がある描写も良かったですね。キャラの深みが出てました。
個人的にストーリーで好きだった部分。(ラストのネタバレあり。折りたたんでます)
前作もそうでしたが、ゲーム内の時間が夏の季節で、ひと夏の青春感が出てるのが良かったです。
エンディング部分を含むネタバレ感想です。
見たい方のみ、以下の部分をクリックしてください。
私が『ライザのアトリエ2』で、とても好きな部分で、 そして、切ないなぁ、と印象に残った部分が… ライザのアトリエ1でもそうでしたが、 「ひと夏の思い出」というのを1でも2でも貫いていたところでした。 結局フィーとの記憶も夏の間だけのものになってしまったし、 大切な仲間とも、これでまたお別れ…。 ただ、同じお別れでも、ライザのアトリエ1だと、 エンディングはそこまで切ない感じは無くて、 「島を救えた、これからはそれぞれ新しい旅立ちだ」 みたいな雰囲気があったと思うんですよね。 でも、ライザのアトリエ2の最後は、 なんだか、これで本当に当分会えないような、 そんな悲壮感というか切なさもちょっとあるように感じました。 例えば、次出会ったときは、もうお互いだいぶ年老いているような…。 けれども、 やっぱり、お互いのためにも、 みんな先に進むためにも、お別れをする。 そういう決意なのかなと思いました。 互いに大切に思っているからこそのお別れなんだなぁ…と思うと、切くなると同時に温かさも感じて、勝手に感動をしてました…。 すぐに故郷のクーケン島に帰ることを決めています。 「え?そんなにすぐ帰るの!?」 と、最初は驚きました。 しかし、きっと、もう王都でやることを終えたライザが残っていても、ライザ自身のためにはならなかったのでしょう。そんな気がします。 私の『ライザのアトリエ2』クリア時のメニュー画面。 今作も、ストーリーが進むごとにメニュー画面の背景やキャラたちの動きが変わって良かったです。 …この、みんな揃った1枚はとっても大好きなのですが、 綺麗に並んでいるのが、なんだか最後の記念に撮った集合写真っぽくて、 また少し切なく感じました…でも大好き。 もし『ライザのアトリエ3』が出るのなら、みんな笑顔で再会出来ると良いですね。 いや、きっと出来るはず。…フィーも帰ってきてくれたら、嬉しい。 以上のネタバレ感想は、本当にただの個人的な感想になりますので、あしからず… ※見たい方はクリック
エンディングでのライザは、
私が記事を書いてる時点では、まだ『ライザのアトリエ3』は出ることが決まってないようなので、先のことはどうなるか分かりませんが。
微妙だった部分
- 全体的にストーリーはあっさり目なので、もう少し山場があっても良かったかな。前作ライザのアトリエ1に比較するとかなりあっさりです。ただ私はラストの展開も好きなのでそこまでマイナスポイントにはなりませんでした。
- 遺跡の探索パートは個人的には好きでしたが、賛否がありそう。めんどくさがる方もいそうな気がちょっとします。
- ザコ敵にはもう少しバリエーションが欲しかった。色違い多し。
くらいでしょうか。
あとは、雨が降るとライザの服が濡れ透けになるんですが、
他キャラはそのままだし、なんかちょっと違和感はありましたね…。
なんで、君だけビショビショなの?
濡れ透け自体は良いんですが…。
街のマップのNPCが傘をさしたり、雨宿りしてるような描写は難しかったのかな…。
最後に
『ライザのアトリエ』ですが、1をプレイしたことが無い方は、まず1からプレイするのをおすすめします!
戦闘システムもほとんど同じですし、サブイベントが少ないものの、ストーリーは丁寧です。アトリエシリーズ自体を初めて遊ぶ方にも良いですね!
普通に『ライザのアトリエ』で調べると、検索サジェストに「太もも」ってすぐ出てきたり、どうにも印象がそっち方面で固まっちゃってる感じがありますが…
(いや、たしかにそっちの面でも魅力的ですが)
ゲーム自体の中身もちゃんと面白いですよ!!
⬇ 以下、『ライザのアトリエ2』ゲームPVと、同シリーズのHPです。
NintendoSwitch、PS4、Steamで発売されてます!
www.gamecity.ne.jp
www.gamecity.ne.jp