『Momodora: 月下のレクイエム』の紹介と感想。ダークな雰囲気に惹き込まれる高難易度2Dアクション!
ドット絵ゲーの良さは、国境を超える…!!(確信)
2019年1月10日にNintendo Switch版がDangen Entertainmentより発売された、
2D横スクロールアクション『Momodora: 月下のレクイエム』の紹介&感想です。
私を2Dアクション好きにしてくれた思い入れ深いゲームです!!
- 2D横スクロールアクションゲームを大人になってからあまりプレイしたことがなかった、私
- 『Momodora: 月下のレクイエム』について。ダークな雰囲気のドット絵2D横スクロールアクション!
- ゲーム内容について。難易度は高め。「死に覚え」とはこういうことか…
- ドット絵とゲームの雰囲気の良さ。主人公のカホのデザインもとても好き
- 微妙な部分もある
- 最後に
2D横スクロールアクションゲームを大人になってからあまりプレイしたことがなかった、私
前に遊んだのは、いつ頃だったかな…?
そりゃ、子供の頃は、スーファミ世代ですし、マリオとかカービィとかもよく遊んでました。
でも、大人になってからは、もっぱらRPGばかり遊んでました…。
そんな中、PCのSteam版では、良さそうな2D横スクロールアクションゲームが現在でも色々と出ており、以前から少し気になっていました。
主にインディーレーベルのゲームでした。
小規模な会社でありつつ、どのゲームもこだわりを持って作られていて、面白そうでした。
でも…PCなのでどうにも敬遠していました。
(今ではPCでもよくゲームをしていますが)
しかし、Nintendo Switchを買ってから驚きました…!
PCのSteam版で出ていたようなインディーゲームが、ダウンロード版でNintendoSwitchへどんどん移植されて発売になっているんですよね!!
これは、嬉しかったです!
そんなこんなで、ついに、久々にドット絵2D横スクロールアクションに手を出してみたのでした。
…そしたら本当に楽しくて、熱中して一気にクリアまで進めてしまいました!!
『Momodora: 月下のレクイエム』について。ダークな雰囲気のドット絵2D横スクロールアクション!
このゲームは、ブラジルのゲーム開発者rdeinさんによる作品でして、
「Momodora」のシリーズの4作目にあたります。
主人公は司祭の少女のカホ。大陸に蔓延する呪いを解くべく旅に出るところからゲームは始まります。
カホは喋りませんが、NPCのセリフテキストがあります。
ドット絵で表現された、キャラの仕草が可愛いです。
海外のゲームですが、UIなども含めて日本語への翻訳もバッチリでした。
ちなみに、カホの武器は…紅葉!(落ち葉)です。
きっと神聖な力でカッチカチになっているんだろうなぁ…。
結構、ドカバキ殴る音がするので。
このゲーム、攻撃音を始めとした効果音も良いんですよね。
ゲーム内容について。難易度は高め。「死に覚え」とはこういうことか…
カホのアクションは多彩で、紅葉での通常攻撃ほか、弓を撃つ遠距離攻撃もあります。
紅葉での攻撃は3連撃までありますが、スキは割と多いです。
弓は便利ですが、威力は低めですね。
あとは、ゴロゴロって転がって緊急回避が出来ます。
道中、エリアを探索して手に入る装備アイテムがいくつもあり、
状態異常に対する抵抗力を上げるパッシブ効果があるアイテムや、
体力を大きく回復するアイテムや、攻撃に使用出来るものなど色々あります。
装備スロットの数が限られているので、組み合わせも考慮してカスタマイズしていきます。
何度も、再戦する楽しさ。
私はこのゲームを難易度ノーマルで始めましたが…
ザコ敵から食らうダメージが、一撃でライフの3、4割くらい平気で持っていかれるのを見て「ん!?」となり、その後、油断もあってか数分後にアッサリ初死亡しました。
特にボス戦は、何度も何度もやり直しました!!
セーブポイントがボス部屋のすぐ手前にあるのが便利です。
…というか、これぞ「死んで覚えてね!」って感じですよね。
しかし、ボスとの再戦は苦ではなく、むしろすっごい楽しかったです!
何度も何度も戦うと、次第に敵の行動パターンが分かって来るので、その時は死んでしまっても、次は無事にやり過ごせたりします。
特にラスボス戦で再戦を経て無事に倒せた時は、リアルでガッツポーズをとりそうになる程嬉しかったです。
こういうアクションゲームの、ボスを倒せるか否か、というのは、ある程度はアイテム依存の要素はあっても、結局は自分の操作のプレイスキル次第になって来るんだなぁと改めて思いました。
それは至極当たり前のことですが、ずっとRPGばかりを遊んできた私にとっては今更ながら新鮮でした。
RPGでも苦戦したボスを倒した時は嬉しいですが、それとはまた違った爽快感や達成感がありました。
それを味わえたのが、これ以降、2Dアクションを好きになるきっかけだったのだと思います。
ドット絵とゲームの雰囲気の良さ。主人公のカホのデザインもとても好き
ドット絵で描かれる 『Momodora: 月下のレクイエム』の世界は、幻想的な庭園、荒れ果てた修道院など、ダークなイメージ寄りのものが多かったです。
音楽もそれに寄せて綺麗でありつつも重たさがあって雰囲気が良く出ていました。
主人公のカホのデザインがかなり好きでした。かわいい。
この司祭服(フード)って、なんだか、FFの白魔道士っぽいですよね…。
好きなんだよなぁ、女白魔のデザイン。
微妙な部分もある
- 開発段階のボツ要素みたいな箇所があります。意味ありげに見えて、実は何でも無い!っていう場所がありました。まぁ気にならないですが。ゲーム進行にも全く関係ないです。せっかくなら、ちゃんと実装して欲しかったかな…。
- ネタバレになるので少し伏せますが、最後の方の展開(分岐)はもう少し分かりやすいほうが良かったです。私はたまたま気がつきましたが、気が付かない方もいそうです。
くらいですかね!
最後に
私のクリア時の時間は8時間くらいだったと思います。
難易度をさらに難しくしてプレイしたり、
ボス戦ノーダメージクリアを狙うのであれば、まだまだかかりそうですね。(ノーダメクリアで報酬あり!)
長すぎもなく、ちょうど良いプレイ時間だと思います!!
今作は、私もマップの100%踏破まで成し遂げることが出来ました!
ボリュームがありすぎるゲームだと、そこまでやりこまないことが多いのですが、今作は頑張れました。
ゲームの価格も、NintendoSwitch版 ¥1,653(税込)
PS4版 ¥980(税込)、Steam版 ¥980(税込)となかなかお手頃です。
この価格からいけば十分満足が出来る内容だと思います。
週末に「ちょっとアクションゲームやりたいなぁ!」ってなったら、一気にプレイできる内容の感じで良いですね!
⬇ 以下、ゲームPVと、各プレイフォーマットのHPです。